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第1回実験レポート
合板(PLYWOOD)の空中超音波探傷
 2012年度出展

●概要

合板(縦450㎜×横150㎜×高さ18㎜)を用意し空中超音波探傷により接着接合部の状態を確認した。

●合板とは?

薄く剥いた原木を繊維を交差させながら複数枚貼りあわせ積層し一枚の板に成型したもの。合板は強度と広い面積を得られるため、建材として広く流通している。

●合板の探傷
木材のような密度が粗い材質を探傷する場合は組織による超音波の減衰が大きいため反射法では反射波の検出が難しい。また木材は水・油等の接触媒質に適さないため、非接触媒質による超音波探傷が必要である。
 
合板は建材・インテリアに使用されている

 
試験に使用した合板

 
接着部の剥離
●探傷状況
実験では合板を縦方向に設置し、送信側プローブと受信側プローブで挟み込むように探傷する。
送信された超音波信号は合板を透過して受信側プローブで超音波信号を受信する。
これにより接合部と接合不良部では受信された透過パルスの高さが接合部における透過パルスの高さより低下するので、接合不良部を検出できる。


実験状況(透過法)

画像処理(青)=接合部、(黄・赤)=接合不良部
●探傷結果
接合不良部(積層間の剥離)では透過パルスが低下するため写真(上)の探傷結果では接合部(青色)と接合不良部(黄・赤色)を識別できた。また、合板の接合部は材料ノイズなどの影響が少なく、透過率も良好なため接合不良部の透過パルスの低下が顕著に見られた。

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